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北本晶子個展 Memoriesと樋口鳳香個展 墨美神展

週末は北本晶子さんの個展と、樋口鳳香さんの個展にお邪魔していました。

北本晶子個展 Memories

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北本さんの個展は2/27まで、浅草から東武線で2駅の曳舟から歩いて7-8分のところにある、gallery hydrangeaさんで開催されています。駅からギャラリーまでの道もザ・下町って感じでゆっくりお散歩出来る雰囲気のある街です。

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「日常と非日常が交錯する記憶の断片に住うモノタチ」がテーマということで、現実と非現実がないまぜになったような北本さんの絵も日常と非日常が交錯する記憶の断片でしょうし、旧作と新作が混在する展示もまた日常と非日常が交錯する記憶の断片な気がします。

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最近のアクリル絵の具を使った作品も、今回はじめて見る新作と以前別の場所で拝見した作品が入り混じって展示されています。

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日用品と絵を組み合わせた作品は、以前池袋で開催した個展でいくつかが展示されていました。

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それぞれの作品の紹介はギャラリーのFacebookページに公開されています。SNSなので、新しい展示が始まれば下の方に流れてしまうと思いますが、しばらくは1作品ごとに見ることが出来ます。北本さんの作品はコンセプトありきなところはありますが、やっぱり原画だと絵から伝わるものが多いように思います。会期は2/27(日)までです。

www.facebook.com

樋口鳳香個展 墨美神展

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浅草経由で新橋に移動し、樋口鳳香さんの個展にお邪魔しました。

こちらは会期が2/22までなので、このエントリーを見てからギャリーに行くのは厳しいかもしれませんが紹介させていただきます。

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樋口さんは墨絵作家さんなのですが、青墨を使って絵に立体感を出したり、襦袢や訪問着を掛け軸や画材に使ったりして、モノトーンだけではない雰囲気を作り出しています。

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特に、この2枚の絵、「明日、世界が滅びるとしても、今日、君はリンゴの木を植える」と「スノードロップ」は雪降る森の中の美少女を描いているので、雪女感が漂っているのですが、しっかりの体温や肉感があるにも関わらず、手をかざしたらその手が突き抜けてしまいそうな透明感というか実体のなさも感じられて、不思議な存在感のある絵になっています。

この2面性はおそらく原画を拝見しないとわからないと思います。どこかで機会があれば、ぜひ原画と対面してみて下さい。

その他のギャラリーレポ

www.art-and-walk.tokyo

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