7月に入ってからも毎週のように気になる画家が銀座モダンアートに出展しているので、目が離せません。
銀座美少女館V~美しさの深淵~
7月17日から22日は、「銀座美少女館」と銘打って、美人画の展示が行われていました。
銀座モダンアートの展示の特徴としては、展示数が多い事が挙げられます。壁面を埋め尽くすように数多くの作品が展示されます。それでも会期末になるとほとんどの作品が売約済みになるのがすごいです。
吉森百子さんと中島華映さん
この展示で、僕が一番目を惹いたのは、並べて展示された吉森百子さんと中島華映さん。なんと両方共セーラー服の少女です。
吉森百子さんの描く少女は唇がぽってりしていて、何か色っぽい感じになっています。一方の中島華映さんはより大人っぽいんだけど、清楚な爽やかな感じがします。
その他にも総計14名の作家が展示されており、毎度のことながら圧巻でした。
コミックアート展Ⅲ
コミックアート展は今年の4月に第二回目が開催されて、今回は3回目となります。すっかり人気企画となりました。
第三回目となる今回は7月24日から29日までの会期となっています。
細川成美さん
細川成美さんは今回は夏らしい3枚を展示しています。来場者の中で話題になった絵としては真ん中のソーダアイスを持っている「私の夏はソーダ味」の評判が良かったです。火曜日に成美さんのTwitterで見て一目惚れして、今日ギャラリーに駆けつけてお迎えしたという方がちょうどギャラリーにいらっしゃって、成美さんへの愛を語ってくれました。成美さんの絵は「この絵がほしい」とピンとくるのが多いような気がします。貧乏サラリーマンなので、おいそれと原画をお迎えすることは出来ないのですが、今回、画集の中に「少女のすゝめ」シリーズのセーラー服の絵が有るのを見つけたので、購入しました。更に、フリー冊子の「花凛」を頂くことが出来、ラッキーでした。更に更に、この花凛にも書かれている美少年画も拝見することが出来て眼福でした。中性的な感じで、ちょっと突き放した感じの目線がとても素敵でした
吉森百子さん
吉森百子さんは今回は清楚なブラウス姿の美少女画を展示されていました。最近の百子さんはアイシャドウを入れたようなまぶたより、ぽってりとしている唇の方に目線が奪われることが多く、そのせいか、以前の子より色っぽく見えることが多いように思います。今回の作品もちょっと憂いを含んだような表情をしているところが色っぽいです。
今回の展示もたくさんの画家の方の作品で壁面が埋め尽くされるような展示になっていますので、見応えがあると思います。