※この記事は2015年5月1日訪問の記録を基に書かれています。
神奈川県の南足柄市に夕日の滝という綺麗な滝があります。去年の5月に行ってきました。
夕日の滝は、金太郎が産湯を使ったという伝説のある場所です。
アプローチは、小田急線の新松田駅からです。
天気が良いと、跨線橋から綺麗な富士山が見えます。
ここからバスで地蔵堂というところまで行きます。
新松田から地蔵堂行のバスは1時間に1本程度出ています。箱根登山バスになります。
バス終点に地蔵堂というお地蔵さんを祀ったお堂があります。
ここから、道案内に従って狭い車道を登ってゆくと(車は殆ど通行していないので安全は問題ありません)
猪の毛皮を干している農家が有ります。ここは猟師さんの家でした。猟犬もいっぱい飼っていて、すごい勢いで吠えられます。
入り口に「猪肉あります」と手描きの看板が出ていたら、猪肉を分けてくれます。僕は買ったことはないので、高いのか安いのか分かりませんが。
突き当りまで行くと、キャンプ場があって、更に道案内にそって歩行者用の道を進むと夕日の滝が現れます。
落差23mの直滝ですので、見ていて迫力があります。
滝壺は浅いので、この滝では滝行が出来ます。
実は、僕も上記団体の滝行に参加したことが有ります。初心者にも優しく指導してくれますし、一人でも参加できます。
滝に入ってしまうと、こんな滝も見ることが出来ます。
滝の下には、「金太郎の力水」という湧き水が出ています。このように水場ができていて、飲むことが出来ます。
天然バナジウム水で、おいしかったですよ。
キャンプ場のところからは、金時山の登山道が分かれています。途中まで登ってみました。
滝の上流にあたる小川です。新緑が綺麗でした。
所々にヤマツツジなんかも咲いています。
戻ってきて帰り道。お茶の新芽が出ていますね。この後八十八夜の一番茶を摘むのでしょう。
菜の花越しに、鯉のぼりも泳いでいました。
帰りには新松田駅で夕日にシルエットになった富士山を見ることが出来ました。