家の近所の木香薔薇が満開になると、都内の藤やつつじ、ひたち海浜公園のネモフィラが見頃を迎えます。ひたちまで行く時間はなかったのですが、土曜日に時間を作って、僕の数少ないブログ友達の横チンさん(id:yokobentaro)を誘って、根津神社のつつじと亀戸天神の藤を見てきました。
日暮里から根津神社
横チンさんと日暮里で待ち合わせ、根津神社まで歩いていくことにしました。普段たくさん歩いている横チンさんならそれぐらいものともしないでしょうし、僕は日暮里なら定期で行けるので電車賃が節約できます。谷中銀座をブラブラするのも楽しいですし。
もみじの新芽
この季節、もみじの新芽が綺麗です。赤く芽吹く種類と黄緑に芽吹く種類がありますが、どちらも陽の光に透かしてみると、透明感があります。
根津神社
谷中銀座を抜けて暫く歩くと、根津神社に着きます。根津神社は
日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建している。
という由緒ある神社です。境内にはつつじ園があり、100種3000株のつつじが植わっているそうです。
つつじ園
つつじ園の入園には200円の入園料がかかりますが、それだけの価値があるボリュームがあります。陽気の良い土曜日だったので、すごい人混みでしたが、何とか写真を撮りながら移動することは出来ました。
流石に100種類と言われるだけあって、近づくと少しづつ違う花であることが分かります。色もとりどりですが、花の大きさ、花の形もみんな違います。
今は遅咲きの花が盛りということですのでもう少し早い季節でも楽しめたのでしょうね。
つつじ園は神社を見下ろす小高い丘の斜面を利用していますので、神社の楼門を見下ろすようなアングルもあります。楼門や拝殿は国指定重要文化財になっています。
陽を浴びる赤いツツジは美しかったです。
根津神社から亀戸天神に移動
根津神社から亀戸天神までの移動にはバスを使いました。1時間に2本ほどですが、上26系統の都バスが走っています。言問通りで言問橋を渡り、蔵前橋通りで亀戸に行く経路です。1時間に2本ですからローカルバスと思いきや、発射予定時刻には30人ぐらいが行列を作っていて、車内は満員でした。そして、ほとんどの人が亀戸天神で下車していました。考えることは皆同じのようです。
亀戸天神
初詣や受験合格祈願で有名な亀戸天神ですが、境内の池の周りを囲むように藤棚があります。100株以上の藤があるそうです。
亀戸天神も江戸時代から続く由緒ある神社だそうです。
寛文二年(1662)10月25日に太宰府の社にならい、社殿、回廊、心字池、太鼓橋などを営み、以来約350年後の今日まで東国天満宮の宗社として崇敬されてまいりました。
藤の花
境内の池を囲むように藤棚がありますが、長い花房をつけている藤はそのうちの一つのエリアだけでした。日当たりの具合か栄養の状態か分かりませんが、他の木は花はついていましが花房の長さがイマイチでした。
長い花房がついている木は見事な状態です。沢山の人がここに集中していましたが、人出自体が根津神社より少なめだったので、写真を撮りながら移動することが出来ます。
フジの花も陽の光を透かすようにしてみると綺麗です。
池の反対側に回った所。こちらから見ると、社殿と一緒に見ることが出来ます。
太鼓橋の上には沢山の人がいました。水路に映る景色も綺麗です。
社殿の奥にはスカイツリーも見えています。距離は近いのですが、霞んでいるのでちょっと遠くに見えます。
藤のライトアップ
亀戸天神の藤棚は夜間ライトアップされています。ライトアップの時間は日没から0時までということですので、遅い時間でも楽しむことが出来ます。
昼間、陽の光を透かした藤が綺麗だったので、ライトを当てている夜の藤も綺麗だろうという事で、近くに居酒屋でちょっと飲んだ後で、ライトアップされた藤を見に行きました。
ライトアップだと藤が闇の中に浮かび上がるので、美しさもひとしおです。また、昼間は藤棚の奥のほうが影になって見にくいのですが、下からライトを当てると棚の奥の方までバッチリ見ることが出来ます。
夜になると、人出も減ってくるので、ゆっくりと見ることが出来ます。ほろ酔いの身体に夜風が気持ちよかったです。
スカイツリーもライトアップされると昼間より近くに見えるような気がします。
残念ながら太鼓橋はライトアップされないので、ストロボを焚いていますが、ちょっと光が回りきっていない感じ。大光量のストロボなら藤とスカイツリーと太鼓橋が上手く撮れたと思いますが、コンデジだとこんなものですね。
藤もつつじも、月末には見頃を過ぎてしまうと思いますので、平日時間が取れる人はお早めが良いと思います。
過去の花レポ
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