ここのところの寒気で、関東の滝が軒並み凍りました。1月30日時点で、奥多摩の払沢の滝が12年ぶりの完全凍結、奥久慈の袋田の滝が8割凍結で完全凍結まであと一歩、足柄の夕日の滝も1月24日から氷柱が育ち始めて、1月28日時点で過去5-6年で最大の氷柱がついています。
2月1日には諏訪湖で御神渡りも確認されました。こちらも5年ぶりのようです。
そんな中、アクセス解析をしていたら、去年のこの記事への検索流入が意外と多い様子。そして、今年撮った写真と見比べたら、このときより今年の方が明らかに氷柱の付き方がすごかったので、今年も写真公開することにしました。
1月26日の日比谷公園
訪れたのは、東京の最低気温が-3.1℃となった1月26日。その前日の1月25日が最低気温ー4.0℃、最高気温4.0℃という凍てつく寒さだったので、一気に凍結が進んでいました。
雪が溶けずに雪国のような公園内
公園に入ってすぐのところで日比谷公園と日比谷図書館に挟まれて一日中日陰になっている場所は、まだ22日の月曜日に降った雪が5cm以上残っていました。気象庁のデータでも1月26日はまだ7cmの積雪が残っていることになっています。
図書館前も雪国の装いです。
日比谷公会堂の前もまだかなりの積雪になっていました。東京都心の景色には見えません。
凍てつく雲形池
雲形池にはほぼ全面に渡って氷が張り詰め、真ん中に鎮座する鶴の噴水の翼の下には今まで見たことのない長い氷柱が付いていました。
鶴の噴水
鶴の嘴から吹き上げる水が、自らの翼に滴り、そこから氷柱が育っています。
逆光に透かしてみると、朝日を浴びてキラキラと光る様子が美しいです。
朝の出勤時間帯で、写真を撮る人がたくさん居ましたが、何とか場所を譲り合って、撮影ポイントを確保することが出来ました。
順光で正面から撮るとこんな感じ。氷柱の長さは30-40cmになっていたのでしょうか。胴体の下にも長い氷柱が育っていました。
鶴の台座の部分にも長い氷柱がびっちりと付いています。
やはり逆光で陽の光が透過している様子のほうが綺麗に見えます。
バックの公園内にはまだかなりの積雪があります。地面の上だけではなく、植え込みの上の雪も残っています。
氷った池の表面も陽の光を反射してキラキラと輝いています。
まるで東京ではないみたいな景色でした。