銀座モダンアートで今週開催されている時をかける少女展を見学してきました
時をかける少女展
開催中!『時をかける少女』6月11日(月)~16日(土) 13時~20時(最終日17時まで)
— 銀座モダンアート (@ginzamodernart) 2018年6月11日
「素敵な絵画作品が壁掛け時計になったら・・・」そんなアートファンの夢を叶えます。作家が時をテーマに描いた作品とそれを元に作成した時計を同時に展示します。オリジナル時計も販売します。 pic.twitter.com/H9mpmHaCaw
時間をテーマにした原画と、その絵の中に時計を埋め込んだ掛け時計を対で展示する手法は、文庫本の装画をテーマとした、妄想装画展のコンセプトに近いものを感じました。
展示全景
今回比較的落ち着いたレイアウトで展示されているので、高級時計店のような趣もあります。そうでなければ百貨店のギャラリーに通じる雰囲気になっていました。銀座モダンアートは壁面を目一杯使う展示が多いので、逆に新鮮味があります。
草野水樹さん
草野水樹さんは想像通り鏡の国のアリスをモチーフにした絵に時計をはめ込んでいました。ギャラリーカノンでもアリスをテーマにしていたように記憶していますが、今回はトランプも描かれていてよりストレートな感じです。
ろまんさん
ろまんさんは初夏の風景の中の少女をモチーフにしています。これが写真の構図によるものだと思いますが、時計のデザインとバッチリハマっていました。写真単体でも作品になっていますが、時計もちゃんと商品に仕上がっているところはさすがです。
森田悠介さん
このようなデザイン物はお家芸の森田悠介さん。今回も文字盤を意識した円形を背負った美女のモチーフになっています。今回、時計の種類が一つだけで、比較的近代的な時計だったのですが、この画風だとアンティークな時計のほうが似合うんじゃないかなと思いました。
織部梓さん
織部さんの作品は、横広の作品の左側に顔を寄せ、時計は右側に配置するレイアウトにしていました。作家さんによって時計を真ん中に配置する人と、端に寄せる人がいるようですが、僕は時計を端に寄せた作品のほうが絵画とのコラボの感じが出てくるので好きです。織部さんの作品も時計として見たときの完成度が高いと思いました。
『時をかける少女』展は16日まで開催。平日は13時から20時、最終日は12時半から17時までです。
過去のギャラリーレポ
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