二日目の目的地は首里城にしました。城門の地下にある駐車場に車を止めて、地上に出てくると、目の前に自分の宗派の教会が。
首里聖アンデレ教会
普段自分の教会の礼拝には滅多に出ないのですが、日曜の主日礼拝に出席してしまいました。
自分の教会は、信者が建物を建ててしまった手作り感満点の畳敷きの教会なのですが、こうしたちゃんとした礼拝堂に来てみると、やはり祈りの場という感じがします。
弁財天堂
首里城に入る前に、城外の弁財天堂に行ってきました。池の周りの建造物が中国の庭園のようなテイストが有ります。
首里城
前置きが長かったですが、やっと首里城に向けてのアプローチです。
守礼門
最初の城門は守礼門です。幾つもの城門をくぐってゆくのは、日本の他のお城もそうですが、首里城の雰囲気はなんとなく北京の紫禁城を思い出してしまいました。
歓会門
二つ目の城門は歓会門です。高い石塀に囲まれていかにも砦という感じがしてきます。
瑞泉門
最後の城門が瑞泉門です。ここを越えるとお城の本体にたどり着きます。
龍樋
瑞泉門のすぐ下にある龍樋。首里城も隆起サンゴ礁の上に建っているので、岩盤と珊瑚礁の間の層から泉が湧き出します。ここもそういった泉の一つで、王宮の飲料水として使われていたのだとか。
正殿
首里城の中核とも言うべき正殿です。この作りも日本の城というより、中国の宮殿の方がイメージが近いですね。この広い中庭では、中国からの使節団の受け入れなど、政治的セレモニーが行われたそうです。
御差床(うさすか)
正殿内、唯一撮影可能なのがこの御差床、国王が座る玉座です。極めて絢爛豪華になっており、琉球国王の権勢をうかがい知ることが出来ます。
正殿と奥書院
久慶門付近からの全景
久慶門付近からは山全体を使った豪勢な城全体を見ることが出来ます。
玉陵(たまうどぅん)
首里城にほど近いところにある、琉球王族の陵墓です。
石の城壁に囲まれた中に、東室、中室、西室の3つの石造りの建造物が有り、東室、西室には歴代王族の遺骨が納められています。
王族の陵墓はなかなか見ることが出来ませんので、この文化がどこの文化を引いているものかよくわからなかったのですが、荘厳な感じがしました。
まだまだ続きます。