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「Nude展」と「Offファインアート・コミックアート・CG展」

六本木でやっている「Nude展」と奥野ビルでやっている「Offファインアート・コミックアート・CG展」を見てきました

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Nude展 

Nude展は六本木の駅からほど近い、山崎文庫というギャラリーバーで行われています。

会場は広い壁面を持っているので、22名の合同展となっていても、窮屈な感じは全くありません。これだけの裸婦が集合すると圧倒されます。


会期は20日までありますので、これから行く方のために場所を貼っておきますね。

 

それでは、印象に残った方をレビューします。

むらまつちひろさん 

むらまつちひろさんの裸婦は透明感のあるとてもピュアな感じがしました。エロティックな感覚より自然な感覚が前面に出てくる感じです。

 

吉森百子さん 

吉森百子さんの描く少女は、訴えかけるような視線に情熱が籠もっていました。よく見ると、瞳や睫毛などがとても細かく描き込まれています。

 

赤崎りおのさん 

赤崎りおのさんはとても自然な裸体。日常生活を切り出したような一コマです。

 

澤畑直美さん 

澤畑さんの絵は、右側の鉛筆画が非常にリアルで心惹かれました。今にも動き出しそうな動きを感じる絵です。

 

北本晶子さん 

北本さんは背景の溶け込むような淡いトーンで最小限の描き込みでありながら、圧倒的な存在感とリアリティを見せる絵でした。タイトルの縦、横、斜めというシンプルの極みなところも素敵です。

 

横田紗礼さん 

横田さんの作品は非常に実体感が感じられるものでした。せつなそうな表情と頭にかかっているベール、そしてタイトルのマリアという組み合わせでピュアでかつリアリティのある作品になっています。

 

中賀美里さん

中賀さんの作品もとても実体感のあるものでした。少女の柔らかい肉体の感じが絵から伝わってきます。

 

山田幸子さん 

この方を人物画で見るのははじめましてです。それもそのはず、人物画を人前に出したのは初めてなのだそうです。そんなふうには全く見えない堂々とした作品です。トーンを青い方に思い切り寄せた色使いも堂に入っています。御本人が在廊されていて、すこし話ができたのですが、女子美に在学中とのことで、言葉からも絵からもまだまだ伸びしろを感じさせました。

 

中島華映さん

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中島さんの絵は、ヌードではありますが、肌色が多い割には裸である感じがあまりしない絵です。でも、表情は何かを求めているように迫ってくるものが有りました。

 

織部梓さん 

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織部さんの作品は緻密な鉛筆画とすりガラス越しの少女です。すりガラスのようにぼんやり透けた状態を描くのは難しそうに思いますが、織部さんの技量を持ってすればそんな事は問題ありません。すごくリアルに描かれています。

 

 

Offファインアート・コミックアート・CG展 

さて、ここからは奥野ビル6階、ギャラリーカノンで開催されていたOffファインアート・コミックアート・CG展 です。残念ながらこちらの展示は4月13日で終了してしまっています。

草野水樹さん

草野さんはお得意の動物と少女のコンビネーション。豹と少女の絵は、本人もTwitterでつぶやいていましたが、細かく描き込まれた表の毛皮の質感がすごいです。

こちらの瓜ん子とのコラボは、実際にはこんな構図は無いのでしょうけど、草野さんのファンタジーの世界なら有りという感じがしてしまいます。

 

ギャラリーカノンのある銀座一丁目では、並木道の八重桜が見頃を迎えていました。

その他のギャラリーレポ 

www.art-and-walk.tokyo

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