本記事はメインブログ(www.take--chan.tokyo)からの転載です
今回、ムンバイでの移動にはUberを使いました。僕が使った限りでは、トラブルもなく、快適に使えましたので、紹介します。
(注意)会社の人の話では、「ムンバイやバンガロールは都市の安全性が高いので良いが、デリーなどで同じように行くかどうかは分からない」との事です。
Uberを使う
Uberを使うにはまずアプリをインストールする必要があります。Uberは日本でも細々と営業していますので、アプリは日本語対応ができています。
App StoreかAndroid Playでダウンロードします。
Android
iPhone
利用の準備
インストールしたら、電話番号やクレジットカード番号、e-mailアドレスを登録します。電話番号については登録するとSMSに暗証番号が送られてきて、これをフォームに入れると登録完了です。e-mailは届いたメールのリンクをクリックすると完了、クレジット番号は番号、有効期限、裏面の3桁コードを入れると完了です。
車を呼んで見る
アプリを立ち上げると、自分のいるところ周辺の地図がポップアップしてきます。
車種を選ぶ
車種として、Uber Pool、Uber Go、Uber X、Uber Black,Uber SUVなどと、WiFiルーターがついているUber WiFiがあります。車種的には2-3人であればUber Xだと1300ccぐらいの小型車が来るので無難だと思います。
車種を選ぶと、周辺で空車になっている車両が表示されます。
ここで、行き先を設定します。レストランやホテルの名前がわかれば、テキストボックスに入力すると自動的に表示されます。場所の名前がわからなければ、テキストボックスにカーソルがあるのを確かめてピンの位置を目的地に移動させると目的地を設定する事ができます。
出発地、目的地と車種が決まると依頼ボタンを押すと、近所にいるドライバーのスマホにリクエストが配信され、最初に応答した車両が配車されます。この段階で画面には来る車両の車種・ナンバー・ドライバーの名前・レーティング(☆~☆☆☆☆☆)が表示されます。あまり星の数が少なかったり、配車から数分経っても動かない場合はキャンセルすることが出来ます。5分以上してからキャンセルするとキャンセル料がかかりますが、この場合もドライバーが来ないという理由であれば乗車履歴を選んで「ドライバーと出会うことができなかった」を選ぶと翌日ぐらいに返金されます。
車種の情報はこちらに詳しく出ています。
(追記 2019/01/16:以前のリンクがムンバイのUberではないという指摘を受けましたので、修正しました)
ドライバーがこちらが何処で待っているのかわからない場合は、ドライバーから電話がかかってきます。時として、こちらがいくら英語で喋っても、ヒンズー語ないし現地語でまくし立てる人がいるので、このような場合は迷わずキャンセルしてしまいましょう。ホテルで待っている場合は近くのドアマンに通訳してもらうことも出来ます。
乗車
さて、めでたくドライバーとめぐり逢えたら、車に乗り込みます。一応、スマホの画面を見せると安全です。
行き先はアプリで登録してあり、ドライバーと既に共有されているので、ドライバーはそのまま目的地に向けて走り出します。ドライバーがピックアップした旨アプリに入力すると、自分のスマホのステータスが「乗車中」に変わり、画面に目的地までのルートと自分の位置が表示されます。
乗車中は基本的に何もしなくても大丈夫です。
下車
目的地に着くと、ドライバーが路肩に寄せて車を止めてくれますので、車を降りると完了です。ドライバーがステータスを乗車中から下車に変えると、自分のスマホ画面も乗車中から最初の画面に戻り、ドライバーの評価用画面がポップアップされます。ここでドライバーの評価(☆~☆☆☆☆☆)をつけます。殆どのドライバーが評価4以上なので、問題がある時以外は☆5個を付けてあげましょう。
支払い
下車した時点で、登録したクレジットカードから自動で支払いが行なわれています。金額は実走行距離に応じて変わることがあるので、最初の見積からずれることがありますが、概ね±10%以内です。万一大幅に変わっていた時はUberにメールかWebフォームでクレームを入れると比較的返金に応じてくれます。
領収書
5-10分ぐらい経つと、登録したメールに領収書が送付されます。また、Webにログインすると、乗車履歴を確認することが出来、インボイスのフォーマットでの領収書も出力することが出来ますので、会社の経費精算にも使えるところが多いと思います。
Uberの利点
- クレジットカード払いなので、現金を持ち歩く必要がない。ドライバーとお金のやり取りがいらない
- 行き先が予めアプリに設定してあるので、ドライバーに行き先を告げる必要がない
- 料金概算が予めアプリで分かる
- Webサイトで利用履歴の確認、領収書の出力ができる
Uberの欠点
- ドライバーはタクシーのようにプロではない人も居るので、ハズレのドライバーが居る可能性あり
- 基本的には白タクなので、事故発生時の補償などは不明
- アプリにクレジットカードを登録する必要がある
- ドライバーから電話がかかってくる場合があり、ローミングの時は着信でけっこう高い電話代がかかる。
インドの場合、現金を持ち歩くこと自体かなり面倒なので、キャッシュレスであることは大きなメリットだと思います。
ムンバイの安全性
冒頭ではムンバイはインドの中でも安全と書きましたが、このサイトによると、デリーもムンバイもほぼ同レベルです。
バンコクより下、ジャカルタより上という位置付けは、何となく合っていそうな気がします。夜、街を歩いていても、男であれば身に危険を感じることはありませんでした。
このあと電車に乗って、色々とあったのですが、それはまた別の機会に紹介します。