銀座モダンアートで、今週は「銀座女学院VI」と題し、制服美少女の展示を行っています。
銀座女学院Ⅵ
「VI」のサブタイトル通り、今回で既に6回目となった銀座女学院。いつも銀座モダンアートに出展している作家さんが「制服美少女」をテーマに展示を行うという、おじさん垂涎の企画になっています。
出展者は、川瀬椿生さん、草野水樹さん、並木ゆいさん、美月さん、むらまつちひろさん、山下千里さん、細川成美さん、船渡実沙さん、ぶんかさん、吉森百子さん、ワタナベカレンさんという豪華メンバーです。
僕はいつものように月曜日に訪問しました。初日は作家さんの在廊が多いため、色々とお話ができるという目論見もあります。午後7時頃訪問したところ、予想通り、多くの作家さんが在廊しており、会場は活気にあふれていました。
いつものように気になった作家さんの作品を紹介します。一部うまく写真を撮れていない作家さんも居るので、作家さんのTwitterからの転載も合わせて紹介しています。
吉森百子さん
銀座一丁目奥野ビル6階銀座モダンアートさんにて開催中の「銀座女学院Ⅵ」に在廊中です✨ pic.twitter.com/TBBXrlYutw
— 吉森百子(momokko) (@momokko5) 2018年1月29日
今回、在廊されており、ちょっとだけお話することが出来ました。最近人気急上昇で、今回も色々な方が声をかけていたので、忙しそうに対応しておられました。
今回のテーマは淡雪と言うことで、春になれば消えてしまう儚さを描いているそうです。ちょっと憂いを含んだ表情に移ろいゆく少女の感性を感じることができます。見るたび毎に目の表情が色っぽくなってくるような気がします。
菫さん
🌿展示参加のお知らせ🌿
— 菫 1/29~2/3展示参加in銀座🕊🐏 (@mscilde1414) 2018年1月29日
「銀座女学院Ⅵ」
1/29-2/3
13:00~20:00(最終日17時迄)
奥野ビル6階 銀座モダンアートにて
「制服を纏った少女」がテーマです。宜しくお願いします。 pic.twitter.com/dDbzOIN3Y4
この方も在廊されていました。初めてお会いしましたが、色々なお話ができました。僕的には左上の教室の窓側からこちらを見ている娘の表情が好きなのですが、菫さん曰く、男の子が密かに憧れている女の子を見ていて、その男の子越しに映る景色を描いてみたのだとか。確かに「男目線」な感じがして、それが惹きつける元になっている様なな気がします。「写真部の男の子が勝手に写真を撮っちゃって、女の子が気づいて『やだー、やめてよ~』とか言ってそうな気がする」と言ったら、「ありそー(笑)」と言ってくれました。そんな感じがするというのは写実的ではないけど現実的な画ということなのかもしれません。絵画とイラストの間のようなタッチと構成で、今後が楽しみな方でした。
草野水樹さん
本日より、銀座モダンアートさま「銀座女学院Ⅵ」に参加させていただきます。
— 草野水樹(葉菜)🌸Swida (@hana_mk_) 2018年1月29日
新作のセーラー服の子を2人と、旧作の制服セーターの子を展示させていただいております。
本日夕方から在廊予定ですので、是非奥野ビルに遊びにいらしてくださいね♪
どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/Sp8xo5SxAP
草野水樹さんも在廊されていました。今回上の2点が新作となります。寒い時期なので冬服を着せようか迷ったけど、春の雰囲気で描いたと言うことです。女の子の設定としては、左上の子は私立女子高生、右上の子はちょっと田舎の公立共学校生、右下の子は都立高生という感じだそうです。確かにそんな気がします。左上の子は私立って言っても多摩方面か湘南地方の高校生のイメージを感じました。右上の子はバンドやっていてギターケースを肩から下げて通学している感じがします。
シチュエーションを決めて描いているためか、背景まで含めてリアルさが伝わってきました。
美月さん
明日からの銀座女学院Ⅵにて、展示してます。ギャラリー展示初参加…!いつもTwitterで見ていた方々と同じ壁面に自分の作品があるなんて嬉しいです😊お近くの方は是非お立ち寄りください!#銀座モダンアート pic.twitter.com/D8bYNpRlSD
— 美月♦︎銀座女学院Ⅵ (@lespaul_ria) 2018年1月28日
手前の小さな画を挟んて展示されているのが美月さんです。水彩で描かれた淡いトーンとシャープな線が素敵です。上の大きな絵は目の表情が素敵でした。真ん中の小さな画もそれぞれがきちんと描き込まれていて見ごたえがあります。写真が切れちゃっていますが、下の宣戦布告?と書かれている画の女の子の表情が良いです。
川瀬椿生さん
▶︎本日13:00よりスタートです!#銀座1丁目 #奥野ビル 6F#銀座モダンアート さんにて、
— yoku|椿 ▶︎銀座女学院1/29~2/3 (@yoku_ykmk) 2018年1月29日
『銀座女学院Ⅵ』
出展致します!☺️💕
2018年1月29日(月)〜2月3日(土)13:00-20:00(最終日は17:00迄)
本日、スタートからちょこっと椿が在廊致します!よろしくお願いします🌺 pic.twitter.com/PdeujcI7Wf
椿さんは、淡いトーンで彩られた、儚げな表情の制服少女。3人で並んでいる画の真ん中の子がチョーカーを付けているのにドキッとさせられました。そういえば、制服でプチネックレスを目立たないように付けている子はいたことがありますが、こんなに目立つチョーカーを堂々と付けている子はいないような気がします。そんな非現実性も盛り込まれた感じは大好きです。タイトルは「毒盛三姉妹」と言うそうです。さすが。
細川成美さん
【告知】「銀座女学院Ⅵ」に参加させていただきます。
— narumi@COMITIA123 (@giRly_darkness) 2018年1月27日
会期 1/29~2/3
時間 13:00~20:00(最終日17:00まで)
場所 東京、銀座、奥野ビル6F
今回はF4サイズ3作品を出展します。 pic.twitter.com/Z1E8HDCfeX
既に銀座モダンアートの展示では大御所になりつつある細川成美さん。今回の彼女の作品はトレードマークになりつつ有る夏物のセーラー服を纏った少女たちです。特に真ん中の顔を書かずに複数の少女が動きのある構図で描かれているパターンは最近彼女がよく描くのですが、今回、少女の手が危険な動きをしています。おじさんとしては見ていてドキドキハラハラしてしまう位置に手があるんです。
それでも百合のシチュエーションだからいやらしくはならない、という訳なので、成美さん、相変わらず分かっていますね。
この日、成美さんは在廊はしていたのですが、打ち合わせでずっとお忙しそうにしていたので、お顔だけ拝んで声はかけずに帰ってきました。
むらまつちひろさん
むらまつちひろさんの少女は正統派美少女。細く柔らかな線で描かれた輪郭が、淡い色の彩色とよく調和しています。見ているだけでほんわかと癒やされてくる感じです。
銀座モダンアート 銀座女学院Ⅵは2月3日土曜日まで、平日は20時まで、最終日は17時までです。
会社帰りでお時間の有る方は是非足をお運び下さい。