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銀座一兎庵 美少女に会いたいと ACT 三谷拓也個展

先週、銀座奥野ビルの一兎庵で、美少女画の集合展となる「美少女に会いたい」と信濃町のアートコンプレックス・センターで三谷拓也さんの個展が開催されていました。

美少女に会いたい

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美少女に会いたい展は、18名の女流画家が描く美少女画を展示販売するグループ展です。4回目の開催だそうです。

訪問したのが19日最終日のしかも終了の17時間際ということで、会場は最後の訪問をするお客さんと、撤収準備の作家さんでごった返していました。元々奥野ビルの画廊は6階のギャルリー・ラー以外は割と狭い画廊が多いので、18名の作家さんの作品が所狭しと展示してあると、ちょっと密な感じがしてしまいます。その中でも印象に残った作家さんの作品です。

吉森百子さん

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吉森さんの作品は、以前にも増して色っぽい視線と思わせぶりな仕草とタイトルが目を引きます。撮影画面だとわかりませんが最近の吉森さんは髪の毛周りに銀粉を引くことが多く、見る角度によって絵の表情が変わるように仕向けてありました。

綾坂璃緒さん

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綾坂璃緒さんの作品はパステルトーンと目の大きな女の子で、少女漫画のような印象です。実際にあやさか理緒名義で漫画家活動もされている方です。

グループ展はお気に入りの作家さんが出展しているのを見るのが目的で訪問するのですが、その際に別の作家さんの作品に触れられるのもグループ展ならではです。

今回はまつもとめいこさん、YAMAZAKIYA COFFEEさん、TOMOさんが印象に残りました。

三谷拓也個展

銀座奥野ビルを後にして、信濃町のアートコンプレックス・センターに向かいました。ルートは京橋から赤坂見附乗り換えで四谷三丁目まで行き、そこから歩くのが近いです。

三谷さんの作品は作風や手法の振り幅がすごく、一人三人展が出来るのではないかという程の多才な方です。

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この作品は女性の肌に淡い肌色と唇に紅を使っている以外はすべて黒で描いている作品。黒いレースの衣装の質感は、黒一色で平面に書いていると思えないほどの質感と立体感があります。

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一方で、世相を反映している、男性作家ならではのテーマを扱った作品もあります。ちょっと洒落の効いた、今ならではの作品です。

 

アートコンプレックス・センターは、5つの画廊が集まった作りになっており、この日も、5つの画廊全てで展示が行われていました。

三谷さんが展示をしていたギャラリー4の他、ギャラリー2,3,5をお邪魔しましたが、どの画廊でも興味深い展示が行われていました。特にKai Hideyukiさんの描く女性は、僕の好みの顔をしていました。SIOUXさんの現代の天女の仏画を彷彿とさせる絵も良かったです。

その他のギャラリーレポ 

www.art-and-walk.tokyo

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