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銀座奥野ビル 「美人画と浮世絵の女たち」と「Beginning of the end」

久しぶりに銀座奥野ビルで見応えのある展示を2件同時開催していたので、見に行ってきました。

 

美人画と浮世絵の女たち 

最初の展示は、奥野ビル6階、ギャルリーラーで開催していた、「美人画と浮世絵の女たち」です。

美人画と浮世絵の共演

丁子紅子さんと織部梓さん

美人画コーナーには、丁子紅子さんと織部梓さんが隣り合って展示されていました。凛とした中にも妖艶な雰囲気を持つ丁子紅子さんの作品と、色気がありながら上品な織部梓さんの作品は、互いに引き立て合っているように見えました。

寒河江 智果さん

多分初めて拝見する作家さんだと思います。素直な視線で見つめる美人画が心を癒やしてくれます。タッチも柔らかく、パステルトーンでまとめられた絵は、とにかくほっこりさせてくれるものでした。

浮世絵

浮世絵は、風俗画と言われる、美人画よりは色っぽく、春画よりはストレートではないというジャンルのもの。オリジナルの版木を修正し、摺ったものになります。現在では浮世絵の彫師や摺師は少なくなってきているそうで、技術の伝承も大変なのだそうです。

江戸風俗を描いた風俗画が十数枚展示されており、見ごたえがありました。

丁子紅子さんの絵の織部さんと反対側のお隣は浮世絵でした。丁子さんの絵は、浮世絵と並んでもしっくりと一枚の風景として収まります。

 Beginning of the end

 

もう1件の展示は、やはり奥野ビルの6階、ギャルリーラーで開催されていた、北本晶子さんの個展「Beginning of the end」です。北本さんはメゾティントという銅版画と水彩画を手がける若き新進画家です。

今回の作品はメゾティントを中心に、水彩画も色彩を抑えた作品が多くなっていました。全体としてとても統一感のある展示となっていました。

水族館の中にいるような深い色の中に浮かび上がる魚と女体。なにか現実離れした風景の中にリアリティもあって、不思議な世界が広がります。

壁面いっぱいに泳ぎ回る魚を見ていると、自分が海の底に降り立ったような感覚になります。会場内で流れている音楽も、ゆっくりとしたテンポで、海底感がより強くなります。

水彩はところどころに展示されていました。北本さんはよくタコをモチーフにされるのですが、どこかエロティックな感じもして、不思議な感覚にとらわれました。

久しぶりに訪れた銀座奥野ビルですが、贅沢な展示を2つも見ることが出来て、満足の行く時間を過ごせました。

その他ギャラリーレポート

 

www.art-and-walk.tokyo 

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