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松戸市立博物館 ガンダーラ展を見てきました

とても空の高い秋晴れに恵まれた日曜日、21世紀の森と広場に隣接した松戸市立博物館で開催されているガンダーラ展を見に行ってきました。

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ガンダーラ展 

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ガンダーラ展は9月22日から11月25日まで開催されている、松戸市立博物館の特別展となります。

入場料金は大人300円と格安。21世紀の森と広場はとても広くて自然溢れる公園なので、公園散歩がてらの訪問もお薦めです。

ガンダーラの仏像はイケメン

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写真撮影が可能なポイントが2箇所しか無かったので、写真での紹介ができないのですが、ガンダーラの仏像はみんな彫りが深くて涼しげな目をしているイケメンです。この地域はインドアーリア人の始祖が住んでいたエリアですので、みんなこんなハンサムガイだったのでしょう。解説ではギリシャ彫刻の影響を受けて彫りの深い顔が多いと書かれていましたが、そもそも住んでいた人が彫りが深かったのではないかと勝手に思っています。

隆盛期は1世紀から2世紀

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ほとんどの展示品は2世紀から5世紀の作品と書かれています。ブッダが活躍したのが紀元前6~5世紀。その8百~千年後ということですね。仏教が勢いを増た頃という事になります。

ガンダーラってどこ?

ガンダーラはパキスタン北部。カシミールに隣り合った場所にあります。昔から民族・宗教闘争が激しかった場所。そんな場所で、仏像が残っているのは、この場所での仏教が6世紀から7世紀には廃れてしまい、ほとんどに寺院が土に埋もれてしまったからのようです。この地はイスラム教が栄えてゆく場所なので、イスラムの影響下にこれらの仏像が晒されていたら、尽く破壊されていたことでしょう。

そんな古代オリエントに想いを馳せることが出来る展示でした。

松戸市立博物館

松戸市立博物館は常設展も行っており、常盤平団地が出来た当時の部屋のモックアップや、竪穴式住居なども見ることが出来ます。興味とお時間があればぜひ一度お越しください。